KOJI | ストーリーLP制作
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ストーリー設計

LPで体験を伝えるために大事な3つのこと

2026.06.20

きれいな文章なのに、なぜか伝わらないLP

LPを作るとき、多くの人が「上手に書こう」とします。

丁寧な言葉遣い、整った構成、誤字のない文章。全部正しいです。でも読み終わった後、何も残らないことがあるんですよね。

自分もライターをやっていた時期があるから、これはよくわかります。正しい文章と、伝わる文章は違います。文法的に完璧でも、読んだ人が「で、何が言いたいの?」と思ったら意味がないんです。

逆に、多少文章が荒くても「これ、自分のことだ」と思わせられたら、そのLPは強いです。

LPで体験を伝えるために、本当に大事なことは3つしかないと思っています。テクニックの話じゃなく、もっと手前にある「考え方」の話です。

① 「誰に届けるか」を最初に決める

「みんなに届けたい」と思った瞬間、誰にも届かなくなります。

まず1人だけ決める。その人は何に悩んでいて、夜中にスマホで何を検索しているのか。どんな言葉を使って、どんな気持ちでいるのか。

たとえば「副業で悩んでいる人」じゃ広すぎますよね。「3歳の子どもがいて、寝かしつけの後にスマホでAI副業を検索しているパパ」まで絞ります。

そこまで絞ると、使う言葉が変わります。文章のトーンが変わります。読んだ人が「これ、自分のことだ」と思う瞬間が生まれるんです。

自分の場合、最初のサンプルLPでは「副業で悩んでいる人」をターゲットにしていました。案の定、ぼんやりしたものができました。そこから「自分の体験を売りたいけど、言葉にできない個人事業主」まで絞り込んだら、一気に文章が書きやすくなったんです。

絞るのは怖いですよね。「お客さんが減るんじゃないか」と思います。でも実際は逆で、絞った方が「この人は自分のことをわかってくれている」と思ってもらえます。結果的に、反応が増えるんです。

② 体験を「追体験」させる

伝わるLPには共通点があります。読んだ人が、書いた人の体験を「自分ごと」として追体験できることです。

「80万溶かしました」だけだと、ただの事実ですよね。でも「息子を寝かしつけた後、1人でパソコンを開いて教材を読む。それが"努力"だと思ってた」と書くと、同じ状況にいる人の胸に刺さります。

大事なのは「何があったか」じゃなくて「その時どう感じたか」です。感情が入ると、読み手は自分を重ねてくれます。

すごい実績がなくてもいいんです。「失敗した」「迷った」「悔しかった」。そういう正直な感情が、人を動かします。

よくある間違いは「私はこうやって成功しました」という上から目線のストーリーです。読み手は成功者の話を聞きたいわけじゃなくて、「自分と同じところで悩んでいた人がどうやって抜け出したか」を知りたいんですよね。

だから、カッコ悪いところも書きます。恥ずかしいところも書きます。「この人も同じだったんだ」と思ってもらえたら、その瞬間に信頼が生まれます。

③ 「どう伝えるか」は最後に決める

漫画にするか、テキストにするか、動画にするか。これを最初に考えがちですけど、順番が逆なんです。

まず「誰に」「何を」伝えるかを決める。そのあとで、一番伝わる形を選びます。

感情の動きが大きい体験は、漫画が合います。キャラクターの表情やセリフで「追体験」を作りやすいからです。読み手が感情移入しやすいんですよね。

ロジックや手順を伝えたいなら、テキストの方がいいです。読み手が自分のペースで読み返せますから。

1つのLPの中でも、パートによって使い分けることがあります。冒頭のストーリーは漫画で引き込んで、サービス内容の説明はテキストで整理する。そういう「混合型」が一番伝わることも多いです。

手段は最後。順番を間違えると「きれいだけど伝わらないLP」ができあがってしまいます。

テクニックよりも大事なこと

LPで体験を伝えるために大事なのは、「誰に届けるか決める」「体験を追体験させる」「伝え方は最後に決める」の3つです。

コピーライティングのテクニックや、デザインのトレンドも大事かもしれません。でもそれは、この3つができた上での話です。

土台がないところにテクニックを乗せても、砂の上に家を建てるようなものですよね。見た目はきれいでも、すぐ崩れます。

まずこの順番を守ること。それだけで、伝わり方は大きく変わると思っています。

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